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スーパーには愉快なお客さんが多い


朝一番に行列を作るお客さん達

今のスーパーは開店時間が朝の7時であったり9時であったりしますが十年以上前
のスーパーは大半は10時開店でした。
9時に開けてもたいしてお客さんは来ませんが、「他所がやればうちもやる」という
体質のスーパーマーケット業界。

そのしわ寄せは店の従業員へ流れていきます。1時間早まるだけで
作業手順も大きく変わる部門も存在します。

「1時間早めて作業すればいいじゃないか」とお思いまでしょうが
そうはいきません。

納品業者さんの時間であり、市場からの納品であり、センターからの納品は
そういった店の開店時間に融通してくれる事は少ない。
というよりお願いしにくい・・・。

そんなスーパーの開店作業であるが、忙しく品揃えを行う従業員を
よそにお客さんは決まって同じ方が来店する。

毎日来てくれるのであり難いお話ではあるが、何を買うかと言えば
その日の特売商品のみである・・・。

例えば月曜日は玉子1パック100円、火曜日は砂糖1kg100円など赤字を切って
お客さんを呼ぶ客寄せパンダを買っていくのだ・・・。

店舗としては日替わりの特売を呼び水にその他商品を購入してもらおうと
考えているのだがそういった朝一番に来るお客さんはその目玉商品
しか買わない。

当時10時開店でしたが早い人で8時半から並び始める、玉子100円の
為だけに・・・。

そしてその列はそのままレジへと続いていく・・・。
朝の混雑が一段落すると、一応に虚しさが残った。

「こんな特番やめたらいいじゃないか?」そんな声も従業員から
聞かれたし自分もそのように考えた。
しかし売上の欲しい会社はとうとう最後までやめずにいた。

この玉子などの赤字商品を売るだけなら大した経費にはならない
しかし、そのままレジに列が出来る為に朝一番のレジ要員の人件費
が非常に負担だったし集まりが悪かった・・・。

ですから朝一番に来店されるお客さんのイメージは未だに悪いまま
印象に残っている。