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ユニークなスーパーの社員達


俺ってなんでいつまでも契約社員なんだよと言う従業員

私のいたスーパーでは中途入社の年齢が35歳以上の場合は契約社員で
スタートし1年以上たつと試験で社員になれるという人事システムに
なっていました。

40歳前後の経験者は即戦力になるのであり難い存在ではありましたが
なかなか癖のある方も多かった思い出があります。

ある時、契約社員の男性から「店長、1年以上たったら社員にしてくれる
という話で入社したのですが、3年経ちましたが社員になれないのは
何故ですか?」と問い合わせがありました。

私は人事関連は把握していないので本社に確認してみると返答し
人事に聞いてみました。

「うちの店の契約社員が社員になれる約束がどうなっているのか
 解からないそうなのですが、どういう内容になっていますか」
と問い合わせをしてみました。

すると
「店長、昨年も同じ質問を別の店長から聞いたのですけど
 引継ぎされていませんか?」という冷めた反応

詳しく事情を聞いてみると、人事としては昇格試験の日程も
準備も出来ているのに彼が社員になる気がないとの事・・・。

人事部長に彼は給与の事を聞いたらしいのです、社員と契約社員では
退職金積み立てやそのた諸経費で月々の給与が若干下がる、年収ベースでは
上がるという説明をしたそうなのです。

すると彼は月の収入が下がるのは嫌だ、下がるのなら社員にはならないと
断ったらしいのです・・。

話の違いに驚き、後日彼に「会社は社員にする気持ちはあるようですよ」
と伝えると案の定、給与の話を持ち出してきました。

「当然、社員と契約社員では経費が違うので若干下がると思いますけど」
と伝えると憮然とした態度で「ならいいです」と去って行きました。

後日、別の社員から「店長、誰々さんは社員になる約束なのに会社は
社員にしないですってね」と伝えてきました。

何やら私との話しが終わった次の日辺りから食堂などで「社員にして
くれない」と周りに愚痴りだしたようです。

本当は違うのだけれども・・・。彼が何の為に社員にしてくれないと
愚痴るのか理解出来ませんが少しづつ周りは気が付いてくれるだろうと
あえて教えてくれた社員には伝えませんでした。

結局、数年社員にはならずに最後まで契約社員のままでした。